院長ごあいさつ

  
心の医療で地域の信頼にこたえる
きぬ医師会病院 院長 中川邦夫

 きぬ医師会病院は昭和63年6月13日に開院しました。
きぬ医師会が経営母体であり、関係する市町村は常総市(旧水海道市・旧石下町)、坂東市(旧岩井市・旧猿島町)、つくばみらい市(旧谷和原村)となります。医師会病院ですので医師会会員との連携や地域自治体および地域住民の皆様との連携は密なものがあります。また、筑波大学の関連病院として、学生やレジデントの教育にも関わってまいりました。従って、質の高い医療を提供してまいりました。また、看護学校を併設しておりますので、看護学生の教育や救急隊員や救急救命士の教育、実習にも関わり、地域と深い関係を保っています。
 
 度重なる医療制度改革や診療報酬制度の改定が行われ、中小病院にとってはきわめて厳しい状況にあります。平成16年4月からの新卒後臨床研修制度や国立大学の独立行政法人化などにより、地域の病院から医師が減少しはじめました。また、診療報酬のマイナス改定も加わり、病院や医院の縮小や廃業が目立つようになりました。きぬ医師会病院でも常勤医師が減少し、地域のニーズに十分お応えできない状態となり、心苦しく思っております。
 
 しかしながら、大病院だけで全ての医療がまかなえるわけではなく、大病院だけが良い医療を提供できるものでもありません。医療の根底には、人と人の心の交流が存在すると思います。中小病院ならではの特性を最大限に活かし、今後も地域医療の発展に尽力してまいります。

 平成27年9月の関東・東北豪雨により当院は大被害を受け、一時は入院患者さんを受け入れられず、仮設テントで外来診療を行うなどの厳しい状況下に置かれました。しかしながら、各方面からの暖かいご支援と、地域医療に貢献したいという職員の頑張りに支えられ、現在は被災以前と変わらぬ状態までの復興を果たしております。
 
 これからも、心の交流を大切に、地域の皆様にとって、必要であり、安心して利用して頂ける病院であり続けられるよう努力していきたいと思っております。

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